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2015年 盛夏 [大阪都市構想と国際観光プロモーション]

大阪都市構想と国際観光プロモーション

拝啓

盛夏の候、ますますご盛栄のこととお慶び申し上げます。

平素は格別のお引き立てをいただき、厚く御礼申し上げます。

二〇十五年五月十七日に行われた「大阪都構想」の賛否を問う歴史的な住民投票は、僅差の結果反対が賛成を上回り、大阪都構想は廃案となりました。しかし、市民の約半数が賛成であったこと踏まえ、府政・市政の諸問題の改革に取り組んで頂きたいものです。今回の争点の目玉であった大阪府と大阪市の二重行政解消は、他の多くの地方都市でも大きな問題であります。私が理事を務めております「NPO法人日本ハラール協会」は、マレーシアやインドネシア、中東といった地域から多くのイスラム教徒の観光客を受け入れるための日本国内の食事環境の改善や礼拝場所の設置の指導などをおこなっておりますが、ほとんど同じ内容のハラール関連のイベントやセミナーを、県と市の両方から同時期に依頼いただき、別々の会で講師を務めたことが数回ありました。過疎と人口流出に歯止めをかけ、地方再生・創生の為、県と市は訪日外国人観光客招致に一体となって心を合わせ、知恵を出し合って取り組まなければならないのに、互いのメンツにこだわり、ひどい場合は足の引っ張り合いに近いような状態で、結局大きな成果が上がらないという事例も見受けられます。今回の大阪の選挙結果如何によっては、全国のこういった二重行政の無駄を解消する機会となっただけに、大阪の結果には心中複雑な思いがします。何はともあれ、在阪企業は、関東はもちろん、全国そして世界を市場として活動していかなければ、関西の地盤沈下の中でじり貧を避けて通れないのではないでしょうか。

現在、日本ハラール協会は訪日外国人観光客(インバウンドツーリズム)における、シンクタンクとして様々な提言やレクチャーを、定期講習会をはじめ業界団体、行政や国(国土交通省、観光庁、日本政府観光局)などへ行っております。またミヤコ国際ツーリストはマレーシア国内向け観光プロモーションのテレビ番組の製作事業の総合サポートなどを日本政府観光局の委託により、広告代理店との協業にて数多く行っております。

昨年の訪日外国人の国内の消費額は二兆円を超えました。インバウンドツーリズムが日本の基幹産業となるべく着実に成長していることが、我々の最大の喜びであります。

本年七月中旬より弊社東京営業所が東京都中央区日本橋にオープンいたします。

中心的な事業は、訪日外国人観光客の成田空港受け入れ、都内・関東エリアの旅程管理業務であります。また、最近増えてまいりました日本政府観光局関係の事業サポートなども担ってまいります。

一歩一歩、着実に弊社が実績を積ませていただいておりますのも、ひとえに皆様方に常日頃ご愛顧頂いているお陰と感謝いたしております。

暑さ厳しき折、皆様におかれましても、ご自愛頂きさらにご活躍されますことをお祈りいたしております。

敬具

平成二十七年 盛夏

株式会社ミヤコ国際ツーリスト

代表取締役 松井秀司