弊社社長松井による盛夏のご挨拶文をUP致しました。
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2017年 盛夏 [加計学園問題と地方創生を考える]
加計学園問題と地方創生を考える
暑中お見舞い申し上げます
貴社益々ご清祥のこととお喜び申し上げます。また、平素はご用命を賜り厚く御礼申し上げます。
さて、ヨーロッパやアメリカで保護主義化やテロなどの政情不安、対立、分断などの問題が深刻化しておりますが、幸いにも日本は安倍内閣によって国内の平安が保たれてまいりました。そんな中でにわかに発生した森友学園、加計学園問題によって国民の支持を失い政権が揺らぐことがない様、安倍首相には一強体制に驕ることなく誠実な政権運営を願うばかりです。
近年、東京を訪問する度に、電車、駅、街中などでやたら大学の広告を目にするようになりました。現在、東京都だけで、百三十八校の四年制大学があるそうです。この数は二~四位の大阪、愛知、兵庫の合計に匹敵します。また対人口比大学数一位の京都は三十一校で、全国平均の三倍近くなります。少子化が加速しているにもかかわらず過去二十年間すさまじい勢いで大学は増え続け、今では全国の大学数は七百七十九校で、半分以上の大学は定員割れになっているようです。半数以上二十九県の大学数は十校以下であることを考えれば、地方から主要都市への若年人口の集中は当然の帰結のように思えます。
現在問題にされている、加計学園(岡山理科大学)の獣医学部新設問題はマスコミと野党によって政局化され安倍政権を揺さぶっております。しかし予定大学・学部は、飽和状態の都市圏への新設でもなく、定員割れの多い経済学部や文学部…などでもありません。大学数も七校しかない愛媛県に、口蹄疫や鳥インフルエンザ以降、産業動物獣医師の不足が指摘されてきたにも関わらず、日本獣医師会(犬猫病院開業者組織)+農水省+族議員の既得権益が絡み、文科省が認可申請を五十二年間受け付けなかった獣医学部を誘致するということですから、まさに「岩盤規制」突破による地方創生の為の国家戦略の実践といえます。
TPPによる農産物自由化に伴い、グローバル市場で知名度があり品質的にも圧倒的国際競争力のある「和牛」を海外へ輸出するための動きがいくつかの自治体で始まっています。私が副理事長を務めます、NPO日本ハラール協会(JHA)では、兵庫県三田市の畜産センターのハラール認証を行い、中東・イスラム圏へ向けての輸出体制を整えています。また関東の某自治体においてはハラール食肉専用工場の建設にむけ県と共にJHAがプロジェクトを推進しています。美味しい和牛を武器に、畜産・食肉産業は閉塞的な内需型産業から将来有望な輸出産業に成り得る可能性を持っています。
獣医学部は、愛媛県はおろか四国内にゼロという状況で、県と今治市が一体となり二〇〇七年から国や大学に対し誘致活動を積極的に行ってきたといいます。安倍政権前の小泉政権からの取り組みです。マスコミは国民に誘致決定への「便宜供与」「不公平な決定」「安倍政権の独裁」といった印象を国民に煽り立て、政権への不満を募らせることばかりに熱心です。都市への若年人口の集中の是正と地方創生、畜産業のグローバル市場への取り組み、自治体の受入れ体制などを考えたなら今回の誘致は否定される理由はありません。
都市圏の獣医学部卒業生の多くは都会での動物病院の開業を目指す学生が中心です。今回愛媛県へ誘致される獣医学部が感染症対策など畜産農家を支え、地方創生に貢献してくれる公務員獣医師の育成と産官学連携の中心的な大学の誕生であるなら、そして近い将来、畜産が輸出産業となる為の重要な役割を担う大学となれば、国家戦略特区による安倍内閣の大きな功績といえるのではないでしょうか。
暑さはこれからが本番です。何卒御自愛頂き、ご活躍されますことを祈念申し上げます。
平成二十七年 盛夏
株式会社ミヤコ国際ツーリスト
代表取締役 松井秀司
講演・セミナー
弊社代表取締役松井は、ハラール対応、地方創生、インバウンド、グローバル化戦略などについて過去3年間に50回以上の講演・セミナーの講師を行っています。ご希望の方は弊社までお問合せ下さい。
直近の主な講演実績
期日 | 主催 | タイトル | 講演場所 |
2017.12.18 | 静岡県立大学グローバル地域センター | 公開セミナー:ムスリム旅行者に対するハラール接遇 | 草雛キャンパス国際関係学部棟3階(静岡県) |
2017.10.21 | 筑波大学付属小学校 | 研修授業:どうしてイスラムに改宗したか | 筑波大学付属小学校(東京都) |
2017.9.1 | NPO南山城村村おこし事業組合 | 農泊推進事業セミナー:ハラール観光の受入 | 南山城村農業者トレーニングセンター(京都府) |
2017.8.25 | 和束町活性化センター | インバウンド運営推進力養成講座:ハラールの現状と動向 | 和束茶カフェ(京都府) |
2017.8.17 | 京都府食の安心安全課 | ムスリム対応入門セミナー:ムスリム対応と必要性 | キャンパスプラザ京都(京都府) |
2016.8.30 | 大阪産業創造館 | インバウンド交流会 | 大阪産業創造館(大阪市) |
2016.7.6 | 名古屋外国語大學 | イスラーム圏で働く | 名古屋外国語大学(愛知県) |
2016.4.19 | ㈳日本ホテル協会大阪兵庫支部 | ハラール接遇について | リーガロイヤルホテル(大阪市) |
2016.2.2 | 東京工業大学 国際シンポジウム | 訪日ムスリムへの接客の基本 | 東京工業大学蔵前会館(東京都) |
2015.12.16 | 東京都(産業労働局) | ムスリム旅行者ヘのホスピタリティ | 新宿カンファレンスセンター(東京都) |
2015.12.11 | 特許庁、九州経済産業局他 | 九州におけるハラールのインバウンド対策 | B-CONプラザ(大分県) |
2015.7.31 | 鳥取県観光交流局 | ハラール基礎セミナー | とりぎん文化会館(鳥取市) |
2015.5.17 | 株式会社ニッコー | ハラールセミナー | リーガロイヤルホテル(大阪市) |
2015.3.26 | 岐阜県観光連盟 | ムスリム受入れのイロハ | ふれあい福寿会館(岐阜市) |
2015.2.17 | 京都市観光課 | 京都おもてなし観光コンシェルジェ | 京都文化医療専門学校(京都市) |
2015.3.3 | 公益法人京都府観光連盟(1回) | 新観光おもてなし未来塾 | 京都タワーホテル(京都市) |
2015.1.27 | 公益法人京都府観光連盟(6回) | 新観光おもてなし未来塾 | 京都タワーホテル(京都市) |
2014.12.15 | 千葉県商工労働部観光企画課 | できるコトから始めるムスリム接遇 | マロウドインターナショナル成田(千葉県) |
2014.11.20 | 大阪産業創造館 | 国内ハラール市場の展望 | 大阪産業創造館(大阪市) |
2014.9.2 | 千葉県商工労働部観光企画課 | できるコトから始めるムスリム接遇(2) | 千葉県自治会館(千葉市) |
2014.8.4 | 大阪市大阪国際経済振興センター | インドネシアとハラール認証 | 大阪産業創造館(大阪市) |
2014.7.16 | ㈳日本ホテル協会京奈和支部 | (経営者)イスラムのお客様を迎えるにあたって | 京都ホテルオークラ(京都市) |
2014.4.19 | ㈳日本ホテル協会大阪兵庫支部 | ハラール接遇について | 大津プリンスホテル(滋賀県) |
2014.3.24 | 大阪市都市型産業振興センター | ハラール認証を取得して海外展開 | 大阪産業創造館(大阪市) |
2014.2.13 | 日本食料新聞社関西支社 | ハラールマーケットの現状と展望 | 三共ビル東館(大阪市) |
2013.11.6 | 新関西国際空港株式会社 | ハラール入門セミナー | ホテル日航関西空港(大阪府) |
2013.3.5 | 関西経済連合会、大阪商工会議所 | 食の輸出、イスラム圏におけるハラール認証 | ホテルグランヴィア大阪(大阪市) |
日本ハラール協会主催講習会
ムスリム接遇主任講習、ハラール管理者講習として、2011年より東京会場、大阪会場にて年間12回開催しております。
主な受講者(業種):加工食品、食品製造機器、化粧品、包装資材、製菓、乳製品、香料、農業、養殖、倉庫、物流、ホテル、 民宿、民泊、飲食店、ケータリング、ガイド、添乗員、銀行、政府関係者、行政、大学関係者、研究者、大学生協、美容、理容、 コンサルタント、調理師 その他
ハラール調理師認定講習
2015年より日本料理国際化協会(*1)の主催するハラール調理師認定講習にて講師を行う。受講者は現職の 調理師資格を保有する者に限られる資格講習
授業
2016年1月、2月 筑波大学付属小学校(東京都)6年生の社会科特別授業「イスラーム教の人たちを知ろう」 2016年4月より 樟蔭高等学校(大阪市)にてフースタディ(食育)授業の一環で「ムスリム接遇講習」が開始
執筆・著作関係
「イスラーム圏で働く」
岩波新書 早稲田大学教授桜井啓子編集に寄稿
「トラベルジャーナル」
旅行業界週刊誌の同誌に2013年4月~2014年12月、ハラール対応などにつき連載記事21回を寄稿
「自治体国際化フォーラム」
(一財)自治体国際化協会発行の行政関係者向け月刊誌の同誌2014年vol292にて「訪日ムスリム観光客受け入れの為のハラール基礎知識」というタイトルで寄稿
メディア関係
■新聞など
2011.4.18 京都新聞 京観光 増えるイスラム教徒
2012.11.17 朝日新聞 イスラム観光客呼び込め
2013.6.24 日本経済新聞 中小、食品輸出・観光客受け入れ
2013.7.29 産経新聞 イスラム教徒 関西呼び込め
2016.6.7 Bplatz 気をつけたいハラール問題
2016.7.27 産経新聞 モスク訪問やハラル食で訪日客おもてなし
2017.1.5 読売新聞 訪日旅行客の取り扱い
■テレビ出演
2012.4.27 特報フロンティア(NHK九州)「イスラム市場に賭けろ」
2012.8.17 NHKワールドNEWSLINE 「Halal Tour in Japan」
2012.7.4 NHKニュースおはよう日本(NHK)「新たなビジネスイスラム教徒ツアー」
2012.11.27 ガイヤの夜明け(BSジャパン)「日本人の知らないニッポンの魅力 ~新戦略で外国人観光客を呼び込め!~」
2012.11.27 アンカーズアイ 関西テレビ「イスラム教徒専用ツアー」
2012.12.12 キャスト 朝日放送 「マレーシア教育省企画ツアー」
2013.8.28 ZIP!(日本テレビ)「イスラム教徒向けツアー企画旅行会社」
2013.9.4 ビジネス・クリック TBS「特集“観光立国ニッポン”密着!ムスリムツアー」
2014.1.6 news every 日本テレビ「気になる!イスラム教徒の観光密着」
2014.11.24 「カンサイ情報ネット」(読売TV) 訪日イスラム教徒 in京都
2015.4.14 VOICE MBS 特集「イスラム教徒として生きる日本人」
講師略歴
1959年 大阪市平野区にて誕生 1983年 青山学院大学経営学部卒業 58歳(2017年現在)
大学卒業後、旅行会社に就職し、3年後父の経営する、株式会社ミヤコ国際ツーリストに入社。以後約30年間、同社の経営者として今日に至る。2004年から中国を中心としたインバウンドツアーの取り扱いを開始し、2011年よりマレーシア、インドネシアからのムスリムに特化したインバウンドツアー、「ハラール・フレンドリー・ジャパン」を開始する。2010年よりNPO法人日本ハラール協会を有志と設立し、副理事長として日本国内の「ハラール化」の推進、普及そして日本企業のグローバル化支援と日本経済活性化に寄与することを目指して活動を行っている。
2011年にイスラーム教徒に改宗(イスラーム名:ムーサ Mosa)
現在の役職
1987年2月より株式会社ミヤコ国際ツーリスト(*2)代表取締役
1998年4月より有限会社ライフクリエーション・イルミネーション工房(*3)代表取締役
2010年4月よりNPO日本ハラール協会 (*4)副理事長
2016年6月より株式会社ライムドア(*5)代表取締役
社会活動、所属
1998年~2002年 大阪平野ライオンズクラブ 会員
2002年~2008年 大阪市青年経営者連合会 会長、相談役
2006年~2012年 (一社)平野産業会 理事
2012年~現在 照明学会 正会員
注釈
*1 2015年に日本料理の国際化を目指し、(一社)全国日本調理技能士連合会、NPO日本ハラール協会などが中心となり設立された団体。
*2 国内海外旅行、インバウンド業務、視察旅行、研修旅行などの企画、催行、日本政府観光局の海外向けプロモーションビデオ製作業務、各都道府県観光事業支援などを行う。
*3 イルミネーションのデザイン、設計、製作、施工、照明設計、蓄光石樹脂舗装のデザイン、設計、施工などを行う。東京タワー、東京ドーム、スカイツリーなど都内、全国の著名施設、公共工事などに実績がある。
*4 日本のハラール化、ハラール対応について国や行政、企業に情報提供、支援、要請を行う。マレーシア政府機関JAKIM、湾岸諸国連合承認機関GACなど、世界の主なハラール認証団体より承認された国内有数のハラール認証団体。
*4 マレーシア、インドネシアを中心とした訪日外国人旅行客向けゲストハウスの運営を行う。2017年5月,大阪市より国家戦略特区外国人滞在施設経営事業特定認定を受ける。